FP2級技能士の試験は午前に学科、午後は実技があります。
実技といっても試験官の目前に面接をしたり、アピールをしたりすることはありません。ペーパーテストです。午前の試験の延長です。
試験の制度上それぞれを別々の日程で受験することもできます。片方を合格し、有効期限内にもう片方を受験して合格すればFP2級技能士の資格が得られます。
有効期限は、合格した試験実施日の翌々年度末までに行われる試験に限り、申請すれば免除されます。
例:合格年度2018年度(2018年5月、9月、2019年1月試験)→2020年度(2021年3月)末まで有効
このブログで、書いている通りなのですが、午前と午後の試験は同時に受験して1回で合格を目指すべきです。
なぜなら、午前も午後も受験勉強としては同じもの(実技といってもペーパーテスト)なので、一度にまとめて勉強する方が効率が良いからです。複数科目と感じるかもしれませんが、勉強している内容は同じです。
学科120分間、実技90分間で合計210分間の試験を1日にするとかなり疲れるんじゃないか? 1回で受験すると、疲れて午後からの試験がパフォーマンスが上がらないから無理をせず1つずつクリアする方が良いと考えるかもしれません。
確かに、学科と実技を同時に一回で受けると(別々で受験するよりも)疲れる事は間違いありません。
ですので、片方ずつという考えが出てくるのですが、税理士試験のようなものであれば、1つずつということはありますが、FP2級技能士であれば実技と学科の勉強内容が同じであれば同時受験をすべきと考えます。
また、このブログの別のページで紹介していきますが、疲れにくくする工夫や模擬試験でトレーニングをすることで1回で受験し一発で合格することは充分可能です。(食品やツールなどで疲れにくくする方法や効率よく勉強する方法を紹介していきます。)
そして、専門学校などの模擬試験を積極的に受けることで試験慣れをすると良いでしょう。専門学校によっては自宅受験と会場受験があったりします。もちろん場慣れをすると言う意味で会場受験を選択してください。
本番のFP2級の試験と同じ時間帯で受験をすることができます。そして同じように受験をするライバルたちもいるので緊張感を保つことができます。自宅受験ですと集中ができなかったり、受験独特の緊張感を体験することができません。
むしろ1回で合格することを意識して勉強しないと、何回も受験することになるかもしれません。
特に社会人の場合は、受験勉強の時間が非常に短いですし、ただ単に資格を取ると言うよりも仕事上で必要であることや、または昇進昇格に必要である場合がほとんどだと思います。
つまり、合格をすることだけが目標ではなく今後の仕事に活かしていく必要があるから受験すると言う人がほとんどではないでしょうか?
それならば、短期間に合格して仕事に活かすことの方が必要です。いつまでも同じ勉強を繰り返しているわけにはいかないはずです。やらなければならないことは他にもたくさんあるのです。
ですから少しでも早く次のステップに進むために「1回で合格する!」という気持ちで受験勉強する必要があるのです。